こんにちは!トト丸です🏠
突然ですが、皆さんの家や部屋は快適ですか❓
僕は最近引っ越したこともあり、家具の配置など試行錯誤しているところです。
そこで今回紹介するのは
「家事でモメない部屋づくり」 です❗️👏
NPO法人tadaima!代表・家事シェア研究科、というかなり気になる肩書を持つ三木智有さんが著者です。
トト丸家は現在夫婦2人暮らし、マンション住まい、今年中にベビーちゃん👶が来てくれる予定なので3人家族になります。子供が生まれてバタバタする前に、なんとか快適な部屋づくりについてじっくり考えたいと思ってこの本を手に取りました!
家族のチーム化が家事シェアのことはじめ
まず初めに世の男性達が驚愕する情報が書かれています。
それは、、、
「夫の在宅時間が長いほど、妻の家事時間も長くなる」
え?夫がいたら家事分担できて楽になるんじゃないの?と思うんですが、実はそうではないようです。。。なぜかというと仮に夫が家事をしても、それ以上に追加の家事が生まれてしまうからです!笑
確かに部屋着脱ぎっぱなしにしたり、飲んだコップをそのままにしたり、心当たりをあげればキリがありません😓
家事というのはその8割が「マイナスになった状態をプラスに戻す作業」です。汚れたものをキレイにする、散らかったのを片付けるなど。つまり汚す人や散らかす人が多いと当然家事がそれだけ増えるというわけですね!😱
ではどうしたら良いのか?それがこの本には書かれています!
家事シェアでチーム化
この本を最初読んだ時に一種の「ビジネス書」を読んでるような感覚になりました。
家族というチームをいかにパフォーマンスを上げて最大効果を生み出すか、これって会社と同じですよね?男性はこちらのイメージで入る方が分かりやすいかもしれません。
チーム化した家族のパフォーマンスを最大化させるコツ2つを紹介します。
①「家族みんながやる」というマインドを持つ
仕事も「自分がやった方が早い」と思って部下に仕事を振らないことはありませんか?そうすると自分の負担は減らないし、部下の成長も見込めないという事態になります。
自分自身で抱え込まずに、人を巻き込むことで相手も主体的になってチームになっていくことだできそうですね😀。
②マイルールではなく、家族のルールと仕組みを作る
自分のやりやすいルールではなく、家族みんなが機能しやすいルールに変更しましょう。自分がいないと何か先に進まないというのは困りますよね?
みんなでルールを作ればみんながより主体的になったいいチームができそうです😊
理想の暮らしの「モヨウ替えプラン」を立てる
さぁ、まずは家族のチーム化、家事シェアという新しいマインドに変わったところで次は具体的な「モヨウ替え」のプランを立てていきます!
モヨウ替えというと、「このソファとカーテンを合わせて雰囲気良くしたいなぁ」とか、「あのスペースが空いてるからそこに収納を追加して…」など思い浮かべるかもしれません。
しかしそれではダメなんです!!
資産形成でお金を増やす時も「何となくお金を増やしたい」「株やってみたい」という考えではなく大事なのは「得たお金で何をしたいか、目標を明確にする」ことが重要だと、リベ大の両学長は言っていました🦁たぶん(笑)
モヨウ替えはあくまで手段であり、目標は「理想の暮らしを手にする」ことですよね?
この本ではそれを意識して、さらに分かりやすく手順を示してくれます!
理想とする暮らしが違ければ、もちろん手段も違ってきますので、それをこの本のメソッドを活用して見つけていきたいと思います!まさに魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えてくれる本です!🐟
本の中にはより具体的な方法が書いてあるので、ここではサラッと要点だけお伝えします。
では具体的な3つのステップを紹介します。
3つのステップでプランを立てよう
①コンセプトを考える
モヨウ替えをしてどんな暮らしを実現したいか、という目標をまず決めます。
漠然と「キレイな部屋がいい」などは避けてなるべく具体的にいきましょう。
我々はこんな感じで考えました🐶🐏
- 生まれてくる子供が安心して遊べるリビングが欲しい
- 余白を多く取ってゆとりのあるスペースにしたい
- リビングにエクササイズができるようなスペースも欲しい
- トト丸は落ち着いて勉強できる書斎が欲しい
②ゾーニングをする
次にどこで何をするか、それぞれのスペースの役割を決めましょう!
例えば「子供の遊び場」「エクササイズする場」「食後ゆっくりコーヒーを飲む場」など役割に応じてゾーニングしていきます。
コンセプト作りの時に考えた「やりたいこと」を部屋のどの場所でやるか、を考えていきます。
③コーナーの家具配置を考える
コンセプトを決めてゾーニングしたら、最後に家具の配置を考えます!
ポイントは「家具の配置で人の動きを導いていく」ことです。
なんとなく見た目がいいからこの場所とか、前の家もここに置いたから、という理由で家具を配置してはダメなんです!
キッズコーナーには遊び道具を、カフェコーナーにはコーヒーミルを、といったように関連する部分に家具や道具を置いていくことがポイントです!
スペース的にちょうどいいからと適当に置いてしまうと導線がグチャクチャになってしまいます。
家族の力が最大化する部屋づくり
最後の章は実際にモヨウ替えプランコンサルタント(?)の筆者が具体的な事例を参考にアイディアを次々と提示してくれます!これを筆者は「モヨウ替えのレシピ」と表現しています。
その家の課題と、現状を把握したら、数あるレシピの中から最適解を教えてくれます!
具体的なアイディアが出てくるのでとても参考になりました!
- リビングのテーブル
- ダイニングテーブルのサイズ感
- ファミリーワードローブ
などなどあくまで一例ですが、それぞれアイディア満載で面白いですよ!
この章が読んでて一番面白いところなんですが、ここだけ読んでしまうといわゆる「How to」のところだけ覚えることになってしまうので、モヨウ替えの本質である「理想の暮らしを考える」ことが抜けてしまうので要注意ですね。
どうでしたでしょうか?😄
新しい生活を始めた人にも、今の部屋になんとなく満足できてない人にもとてもためになる本かと思いました👍
いろいろと「これを買うと便利!」とか「この収納がいい!」とかで買い足していってしまうのは本質的な部屋づくりではないんですね。
家にいる時間が多くなった今の時代に、我が家をハッピーな空間にするためにじっくり考えてモヨウ替えをしてみてはいかがでしょうか?
その際にこの本は必ず力になってくれると思います!ではまた!